【テーマ】
日本語教育の参照枠とCEFR-CVを理解する
【概 要】
「C E F R」「日本語教育の参照枠」という言葉はよく聞くけれど、まだちゃんと読んだことがない方、またはよく理解できていないとおっしゃる方も多いかと思います。
「日本語教育の参照枠」を教育の現場でどのように取り入れて実践すればいいのかというところまで、一足飛びに行きたいですが、事は表面的な技術論ではなく、人によっては「言語教育観」の変化を伴うことになります。
これまでいわゆる「文型積み上げ式」でドリルを中心にやってきたという先生方、私もそうでしたが、文型がスラスラ言えても、運用能力は保証できませんね。
学習者は日本語でどんなことをしたがっていますか。
「参照枠」は文型練習を全否定するものではありませんし、それが必要な場合もあるにせよ、それだけでは今の日本語教育で活躍するには万全ではありません。
「日本語教育の参照枠」が参照している「C E F R」の背景にある欧州評議会の理念をきちんと見ておきたいと思います。
またCEFRとCEFR-CVの特徴、それが日本で採用された意味や意義を再考すると共に、従来の日本語教育との異同を考えます。
特に「言語教育観」に着目する予定です。
また学習者の目的によって「留学」「就労」「生活」分野に分ける必要性と、その目指すところについても一緒に考えたいと思います。
具体的な教育実践の例も、時間が許す範囲で紹介できればと思います。
【日 時】
10月18日(土)10時30分~12時
【形 式】
オンラインセミナー
【講 師】
真嶋 潤子 先生(大阪大学名誉教授、国際交流基金関西国際センター所長)
※ 真嶋先生は、昨年12月に文化庁長官表彰を授与されました。(https://x.gd/u64Fu)
【参加費】
無料
【申し込み】
こちら または下記QRコードからお申込み下さい。
申込の際は更新手続き、新規会員登録をお願い致します。
【申込締切】
10月16日(木)17時
※ 但し、定員数に達した時点で受付を終了致します。
【チラシ】
【主 催】
NPO法人国際教育振興協会 日本語教師ネットワーク機構