グローバル化によって、多文化共生が身近なテーマになりました。本書では、日本語教育の枠組みそのものを国際化する取り組みや、外国文化の中で育った人が日本語教育の現場で感じた様々な「違い」と、それを受けとめる試みについての事例にふれています。日本語や日本文化を学ぶ側と教える側にとっての「多文化共生」について、あらためて考え直す一冊です。