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【イベント情報(外部)】2021BMCN 年次大会 参加者募集のお知らせ <継承語教育と現地語教育を考える-理論・実践・政策->

2021BMCN 年次大会 参加者募集のお知らせ <継承語教育と現地語教育を考える-理論・実践・政策->
 
BMCNの活動に関⼼をお寄せいただき、ありがとうございます。
本年も、下記の通り、年次⼤会(昨年まで研究会としていたもの)を開催する運びとなりました。
⼤会のテーマを<継承語教育と現地語教育を考える−理論・実践・政策−> とし、
昨年BMCNが開催した国際フォーラムの内容を踏まえ、それをさらに進展させたものとなっております。
また、本年の年次⼤会は、⼀部を除き、国際交流基⾦(JF)との共催となっております。
2⽇⽬午前の実践ワークショップはBMCN単独での開催であり、会員向けのセッションです。
このセッションへのご参加を希望される⽅は、是⾮これを機に会員登録をご検討ください。
なお、個⼈会員向けの交流会も予定しております。
新型コロナウィルスの感染が収まらないことから、本年もZoomでの開催となります。
皆様のご参加を⼼よりお待ちしております。
 

◆日 時:2021 年9⽉11⽇(⼟曜⽇)セッション1 9:30〜16:15
◆日 時:2021 年9⽉11⽇(⼟曜⽇)パート1 9:30〜12:00
◆日 時:2021 年9⽉11⽇(⼟曜⽇)パート2 14:00〜16:00
◆日 時:2021 年9⽉12⽇(⽇曜⽇)セッション2 9:30〜12:30
◆日 時:2021 年9⽉12⽇(日曜⽇)セッション3 20:00〜22:00

◆開催方法:オンライン開催(Zoom会議システム)
◆参加対象:⼀般公開(ただし、2 ⽇⽬のセッション2はBMCN会員限定)

◆定員:1⽇⽬セッション1= 300 名
◆定員:2⽇⽬セッション2= 65 名(BMCN会員限定)
◆定員:2⽇⽬セッション3= 300 名

◆参加費:無料

 
◆お問い合わせ
年次⼤会に関すること
E-mail:2021bmcn@gmail.com(事務局:鈴⽊庸⼦・澁川晶 ・⾼橋悦⼦)
BMCNウェブサイト
 


1日目:9月11 日(土曜日)
セッション1(BMCN・JF 共催)
1.9:35〜9:40 開会あいさつ
2.9:40〜10:00 趣旨説明 中島和⼦(BMCN会⻑)
3.10:00-12:00 【パート1】 講演
 
「現地語と継承語:複数言語環境で育つ子どもへの指導ストラテジー」
◆講師:ジム・カミンズ (トロント大学名誉教授)
◆司会進⾏:真嶋潤⼦(⼤阪⼤学名誉教授)
◆討論者:佐藤郡衛(国際交流基⾦ ⽇本語国際センター所⻑)
※討論および質疑応答は逐次通訳で⾏います。
◆逐次通訳:佐野愛⼦(⽴命館⼤学)、奥村安寿⼦(⼀橋⼤学)
 
【概要】
⽇本では、外国⼈児童⽣徒の継承語を保持するメリットが学校や社会において⼗分に理解されておらず、
親の⺟語による⼦育てを推奨している⾃治体も極めて限られています。
このような状況の中で、現地語、継承語の双⽅を伸ばす重要性や、そのための有効な指導ストラテジー(例:トランスランゲージング)
とされるCrosslinguistic Pedagogyについて、カミンズ⽒にお話しいただきます。
それに加え、教師が主体となって複数⾔語環境で育つ⼦どもの継承語・継承⽂化の価値を吊り上げるための
変⾰的マルチリテラシーズ教育学について、詳しくお話しいただきます。
⽇本の外国⼈児童⽣徒教育や、海外⼦⼥教育研究の第⼀⼈者であり、
ご著書でも変⾰的マルチリテラシーズ教育学の重要性に⾔及されている佐藤郡衛⽒に、討論者としてご登壇いただきます。
会場から質問を受ける時間も設けております。
概要につきましては、プログラムサイトをご覧ください。
 
4.14:00-16:00 【パート2】パネルディスカション
「北欧における継承語教育への公的支援と多様性への対応」
1.北欧における継承語教育の概要(10 分程度)
◆講師:熊⾕容⼦(スウェーデン、ダーラナ⼤学)、早川雅⼦(スウェーデン、ダーラナ⼤学)、匝瑳佐知⼦(フィンランド、ヘルシンキ⼤学)
 
2.実践報告(各発表15〜20 分程度)
テーマ1:北欧の公教育における継承語⽀援
発表1「学校教育の中で⾏われる⺟語教育とその実施内容」
⼤⽊ひさよ(スウェーデン、ストックホルム教育管理局)
発表2「⺟語学校における⽇本語クラス―他⾔語学習者との関わりによる動機付け―」
鈴⽊理⼦(デンマーク、コペンハーゲン市⽴⺟語学校)
 
テーマ2:⽇本語で広がる⼦どもの世界
発表3「⽇本語で⾝近な環境を家族で知って楽しもう―『森で遊ぼう』の取り組み―」
阿久根佐和⼦(スウェーデン、森で遊ぼう主宰)
発表4「複⾔語・複⽂化主義を⽬指して―⽇本語教室での実践報告―」
安⽥久美⼦(ノルウェー、オスロマルチリンガル⽇本語教室主宰)
 


2日目:9月12 日(日曜日)
セッション2(BMCN 会員限定)
9:30-12:30 継承日本語教育実践ワークショップ
 
「国語教育でもない、外国語としての日本語教育でもない<継承日本語教育>とは?
―海外で継承語を育てる親や教師のために―」
◆講師:ダグラス昌子(カリフォルニア州立大学ロングビーチ校名誉教授)
 
【概要】につきましては、プログラムサイトをご覧ください。
2021 年度年次⼤会ホームページはこちら
 
【BMCN個⼈会員交流会】(BMCN会員限定)
19:15-19:45
個⼈会員の皆さんとの顔合わせと、相談室や既存の分科会の説明および新たな分科会のアイデ
ィアについて意⾒交換を⾏います。ご⾃由にご参加ください。
なお、詳細につきましては、後⽇お知らせいたします。
 
 
セッション3 (BMCN・JF 共催)
20:00-22:00
「国際交流基金との連携 ―海外で育つ子どもの継承日本語教師・親の立場から」
全体司会:カルダー淑⼦(BMCNアドバイザー)
 
1. 20:00-20:15 「趣旨説明と実態調査について」
村⽥春⽂(国際交流基⾦⽇本語第1事業部⻑)
2. 20:15-20:25 「『⽇本語教育推進法』に関する国際フォーラム:グローバル⼈材を育む
国内外の継承語教育推進のために」の成果について
桶⾕仁美(オンライン国際フォーラム実⾏委員⻑)
3. 20:25-21:50 国際交流基⾦への要望に関するディスカッション
 
「海外在住の⼦どものための継承⽇本語教育―緊急を要する要望、中期的・⻑期的要望」
A. 20:25-21:15「緊急を要する要望と現場の声」
A.i. 教師団体の⽴ち上げ・ネットワーク・実態調査
A.i. トムソン⽊下千尋(豪州ニューサウスウェールズ⼤学教授)
A.ii. 保護者から教師になった⼈材のための教師研修
A.ii. 岸⽔ひろみ(⽶国オレンジコースト学園教務主任)
A.iii. 家庭と⾃助グループが⽀える継承語の育成
A.iii. ⼤⽫恭⼦(韓国ブンダン⽇本語補習授業校 運営代表)
A.i.v 継承語教育のためのポータルサイトに含めたいことは?
A.i.v フックス-清水美千代(ヨーロッパ日本語教師会SIG「ヨーロッパ継承日本語ネットワーク」
A.i.v 代表、バーゼル日本語学校名誉教諭、スイス継承語ネットワーク代表)
A.v. (ゲスト)学習意欲を⾼めるイベントの開催
A.v. エリーザ・マイア(在名古屋ブラジル総領事館・教育⽂化担当副領事)
A.v. ルジア・ミヤ・タナカ(プロジェクト・コンストゥルイール・アルテル「継承ポルトガル
A.v. 語教室・⼦ども⾷堂」代表、スザーナ・ヴェントゥーラ記念ブラジル⼦ども図書館代表)
B. 21:15-21:50「中期的・⻑期的に取り組むべき課題についての意⾒交換」
A.司会:カルダー淑⼦(BMCNアドバイザー)
4. 21:50-22:00 議論のまとめ 村⽥春⽂(国際交流基⾦⽇本語第1 事業部⻑)
A.中島和⼦(BMCN会⻑)
 


 
※今年度は、ポスター発表・相談デスクは行いません。
※ご参加にあたってのお願いとお知らせ
1.年次⼤会当⽇は、2 ⽇⽬のBMCN個⼈会員交流会を除いたすべてのプログラムを録画し、
後⽇BMCNのサイトに掲載し会員が閲覧できるようにいたします。
今回のイベントは国際交流基⾦とBMCNの共催となります。
イベントに参加される皆様の個⼈情報は国際交流基⾦、BMCNそれぞれのプライバシーポリシーに則り収集し、
個⼈が特定されない形にして、今後の事業改善や政策提⾔等に使⽤させていただきます。
セッション3 につきましては、BMCNとは別に、国際交流基⾦が収集した情報や録画映像を、
ウェブサイト等にて公開することがあります。
また、内容を損なわない範囲の修正、編集を⾏い、発⾔等を報告書等でご紹介する場合がございます。
あらかじめご了承ください。
→BMCNのプライバシーポリシーはこちら
→国際交流基⾦の情報の取り扱いについては基⾦の「個⼈情報保護への取り組み」に基づき、基⾦ウェブサイトに掲載予定です。
 
2.募集は8月31 日(火)(日本時間)を締め切りといたします。
なお、応募者が定員となったセッションにつきましては、8⽉31⽇を待たずに順次募集を締め切らせていただきます。
 
3.カミンズ⽒の8⽉31⽇刊⾏予定の新刊本の詳細はこちらです。

 
4.カミンズ⽒のご講演で触れていただく予定の「変⾰的マルチリテラシーズ教育学」を⽇本語で紹介した
ジム・カミンズ著/中島和⼦訳著『⾔語マイノリティを⽀える教育』(2011 年、慶應義塾⼤学出版会、絶版)の新装版が、
明⽯書店より9 ⽉11 ⽇に刊⾏されます。
 
5.セッション3に関する事前アンケートへのご協⼒のお願い
セッション3:国際交流基⾦(JF)への要望に関するディスカッション
「海外在住の⼦どものための継承⽇本語教育―JF への緊急を要する要望、中期的・⻑期的要望」のために、
継承⽇本語教育に関する事前アンケートを実施いたします。
主に海外で継承⽇本語教育に携わっている⽅々、携わった経験がある⽅々を対象としております。
広く、ご意⾒をお寄せいただきたくご協⼒をお願い申し上げます。
回答受付締め切り=8月31日(火)(日本時間)
セッション3に関する事前アンケートはこちら

 
皆様のご参加を⼼よりお待ちしております。
 
皆様のご参加を⼼よりお待ちしております。バイリンガル・マルチリンガル⼦どもネット会⻑ 中島和⼦
 
2021BMCN年次⼤会実⾏委員:
セッション1&2:拝野寿美⼦(委員⻑)・⾼橋悦⼦・武⽥知⼦・福川美沙
セッション3 :桶⾕仁美(委員⻑)・カルダー淑⼦・⾼橋悦⼦・ダグラス昌⼦・嶽肩志江・武⽥知⼦
(委員⻑以外は50 ⾳順)
 
[チラシ▼]