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「日本人の日本語」を考える

「日本人の日本語」を考える
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定価 3,520円(本体 3,200 円)
個数:
編者
著者 庵功雄 編著
判型・ページ数・付属 A5 256頁
発刊日 2022年12月02日
出版社名 丸善出版
商品コード 462130764
ISBNコード 9784621307649
専門家と非専門家のコミュニケーション、行政、マスコミ、ビジネス、医療、介護、国語教育等で求められる日本語、さらには英語等における「わかりやすいことば」の国際事例を取り上げ、これからの日本社会にとっての日本語の姿を考察する。

欧米では1970年代頃から、読みやすい文章(プレイン・ランゲージ)が求められ、日本社会においてもプレイン・ジャパニーズともいうべき「やさしい日本語」が求められはじめている。「誰が読んでも同じ解釈になる」ことを目的としていて、例えば医療現場では、インフォームドコンセントが重視され、的確に患者や家族に医療情報を伝える必要があるし、また、裁判員裁判開始で、専門家と非専門家が共に審議する公判手続等の現場では、専門用語を含む司法特有の表現に変化が出てきているという。

このような、日本語母語話者にとっての日本語の課題と変化を解説し、誰もが平等に理解し行動できる社会を志向する一冊である。