聴解指導での教師の役割は何をすることでしょうか。この巻では、「何を聞きとったか」をチェックするだけでなく、「どのように聞くか」を支援することを聴解指導の役割として重視し、「予測する」「推測する」「モニターする」などのストラテジーを積極的に導入した教え方を紹介します。また、聴解が言語習得を進める活動になるように、聞いたことを産出に結びつけていきます。さらに、なるべく日常の聴解に近い活動を授業に取り入れるという視点から、テープやCDの聴解だけでなく対面(face to face)場面の聴解も扱います。